UNIX コマンド kill

UNIX において コマンド kill とは以下を示します。

構文

  1. kill [-s signal] pid …
  2. kill -l [signal]

オプション

  1. -l
     シグナルの一覧を表示する
    
  2. -s signal
     送信するシグナルを指定する
    
  3. pid
     終了させるプロセスIDまたはジョブを指定する
    

説明

代表的なシグナル

  1. SIGHUP
     端末との接続が切断された(Hangup)ことによるプロセスの終了
    
  2. SIGINT
     キーボードからの割り込み(Interrrupt)によるプロセスの終了
    
  3. SIGQUIT
     キーボードからのプロセスの中止(Quit)
    
  4. SIGILL
     不正な命令(Illegal instruction)によるプロセスの中止
    
  5. SIGTRAP
     トレース(Trace),ブレーク・ポイント・トラップ(breakpoint trap)
     によるプロセスの終了
    
  6. SIGABRT
     abort関数によるプロセスの中断(Aborted)
    
  7. SIGFPE
     浮動少数点例外(Arithematic exception)によるプロセスの終了
    
  8. SIGKILL
     Killシグナルによるプロセスの終了(killed
    
  9. SIGSEGV
     不正なメモリー参照(Segmentation fault)によるプロセスの終了
    
  10. SIGPIPE
     パイプ(Pipe)破壊によるプロセスの終了
    
  11. SIGALRM
     alerm関数によるプロセスの終了
    
  12. SIGTERM
     終了(Termination)シグナルによるプロセスの終了
    

使用例

  1. $ kill -9 1625
     1625番のプロセスを強制終了する
    
  2. $ kill -HUP httpd
     httpdを再起動する
    

kill と kill -9 との違い

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