Oracle 障害回復 制御ファイル 制御ファイルの多重化

Oracle において 障害回復 制御ファイル 多重化 とは以下を示します。

障害状況

障害回復手順

  1. インスタンスの停止
     インスタンスが実行されている場合は、ABORTオプションを付けて
     停止する。
    
  2. 制御ファイルの上書きコピー
     データベースの現行の制御ファイルの多重コピーから、影響を受けて
     いないものを選択して、破損した制御ファイルを上書する。
    
  3. インスタンスを起動
     新しいインスタンスを起動する。
    

実例

  1. インスタンスの停止
     SQL> SHUTDOWN IMMEDIATE
     ORA-00227: corrupt block detected in controlfile: (block 1, # blocks 1)
     ORA-00202: controlfile: 'C:\ORACLE\PRODUCT\10.1.0\ORADATA\TESTOEM\CONTROL01.CTL'
    
     SQL> SHUTDOWN ABORT
     ORACLE instance shut down.
    
  2. 制御ファイルの上書きコピー
     データベースの現行の制御ファイルの多重コピーから、
     影響を受けていないものを選択する。
    
  3. インスタンスを起動
     SQL> STARTUP
     ORACLE instance started.
    
     Total System Global Area  171966464 bytes
     Fixed Size                   787988 bytes
     Variable Size             145488364 bytes
     Database Buffers           25165824 bytes
     Redo Buffers                 524288 bytes
     Database mounted.
     Database opened.
    

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