Oracle 障害回復 全損失 アーカイブログファイルからの回復
Oracle において 障害回復 全損失 アーカイブログファイルからの回復 とは以下を示します。
- 障害状況
- 障害回復手順
- 実例
障害状況
- 制御ファイル、オンラインREDOログファイル、全データファイルが損失した。
- アーカイブ・ログファイルは無事である。
障害回復手順
- データベースがオープンされている場合は、データベースを停止する。
- 前回の完全バックアップのデータをリストアする。
- データベースをMOUNTする。
- 不完全リカバリを実行する。
SQL> RECOVER DATABASE UNTIL CANCEL;
- データベースをオープンする。
実例
- データベースがオープンされている場合は、データベースを停止する。
既に停止してある状態である。
- 前回の完全バックアップのデータをリストアする。
OSレベルでリストアする。
- データベースをMOUNTする。
SQL> CONN /AS SYSDBA Connected to an idle instance. SQL> STARTUP MOUNT ORACLE instance started. Total System Global Area 171966464 bytes Fixed Size 787988 bytes Variable Size 145488364 bytes Database Buffers 25165824 bytes Redo Buffers 524288 bytes Database mounted.
- 不完全リカバリを実行する。
SQL> RECOVER DATABASE UNTIL CANCEL Media recovery complete.
- データベースをオープンする。
SQL> ALTER DATABASE OPEN RESETLOGS; Database altered.
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